新高一寮生日誌(2/3)


一時期は春が来る! と言われていたにもかかわらず、最近は降雪が多く、三年振りに雪中運動会ができそうです。卒業式も先日終わり、壮行会での三年生の先輩方の挨拶の時は思わず、涙してしまいました。特に前キャプテン、Mさんの挨拶は録音しておけば良かったと思う程、印象深いものでした。

「先輩が後輩にしてやれることは、次のステップを見せてあげること」。正確には覚えていませんが、このような事を仰っていました。

この言葉にはとても共感を覚えました。僕達五十八期の新入高一は悪事ばかり働き、多くの人に迷惑を掛けてしまいました。

そうすると、次年度の僕達の学校、寮での担当の先生方、先輩方は、より僕達を警戒するだけでなく、来年の五十九期生も同じような人たちが入ってくるのではないかと対策を練るはずです。そうなってしまっては、僕達は先輩として、次のステップを見せることはおろか、むしろ後輩達の自由度を奪ってしまったと言えます。

Mさんの言葉を聞いてそう思いました。

ですから、これからは自分達が楽しいからそれでいいという考えは確実に捨て、今後のこの学校や所属クラブ等の発展につながるような行動を心掛けます。

当たり前のことかもしれませんが、今までは全くと言っていいほど出来ていなかったような気がするので、言葉に表して決意しました。そして、このことを改めて気づかせてくれたMさんに感謝。

今までありがとうございました。(2/3

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